導入事例 - レーザーシステム
学校法人青蘭学院 様
1998年からシステム運用をスタート。校舎の建替えを機にクラウド環境へ。
導入製品 :
はじめに
~学校法人青蘭学院のご紹介~
1938年に青蘭商業女学校として東京都品川区に「社会に貢献できる人間の育成」という建学の精神のもと創設されました。1995年、校名を「青稜中学校・高等学校」に変更、男女共学になりました。2014年9月に3年にわたる校舎の新築・改築が完成し、生徒の学校生活環境の充実が図られました。
1998年7月よりご利用いただいているレーザーシステム導入のきっかけを教えてください。
リースで使用していたオフコンの使用期限が1年後に迫っていました。オフコンよりいいものがあればと思い、パソコンベースのシステムを選定していました。
システム導入前に困っていたことは、何ですか?
オフコンは使いづらく、出力できる帳票も限られていました。そのため、帳票に関してはオフコンから数字をひろい、別途手作業で作成していました。
システムを検討する際、他社のシステムも検討されましたか?
数社検討しました。取り引きのある業者からレーザーを紹介されたこともあり、レーザーを採用しました。
システムを正式運用するまでの期間はどのくらいでしたか?
各製品とも1、2か月ほどです。
システム導入に関して、一番苦労された点を教えてください。
当時は帳票を手作業で作成していたため、オフコンとのデータ照合作業が発生し、それが大変でした。
クラウド型を採用されていますが、運用を決めたきっかけを教えてください。
校舎の建替え期間中は校舎が2か所に離れており、事務室もそれぞれに設置していました。そのため、離れた場所でもデータの共有ができるクラウド型を採用しました。
クラウド環境で実際にシステムを利用されている担当者様のご感想をお聞かせください。
更新作業に不慣れな担当者からは、システムの自動更新はとても評判がいいです。
校舎の建替え前はC/S型を利用しており、データの確認をしてほしい時などはMO等にバックアップデータを作成し、送付して確認してもらっていました。オンラインサポートではそういった郵送のリスクもなく安心です。
実際のデータを見てもらいながら質問ができるのも便利です。
■ システム構成 ■
学校法人青蘭学院様はクラウド型を採用されています。
<学校会計>
手作業では面倒な配分管理も、自動生成で効率的に。
レーザー〈学校会計〉システムを実際に利用されている担当者様のご感想をお聞かせください。
長年使い続けていることもあり、入力がしやすくミスも出ません。伝票は起票してからシステムへ入力していますが、日常業務の確認では帳票などは印刷せず、画面だけの確認で済んでいるため作業時間も短縮できます。
「配分管理」オプションをご利用してみていかがですか。
毎月、月末締め後に配分処理をまとめて行っています。生徒数の変動により按分の比率が変わるため、手作業では大変でした。毎月の作業になってきますので、配分自動生成は大変助かっています。
<学校給与>
税制改正も自動更新、資料の提供もあり助かります。
レーザー〈学校給与〉システムを実際に利用されている担当者様のご感想をお聞かせください。
年末調整では税制改正の内容が自動でプログラム更新され、さらに資料の提供もあるので大変助かっています。扶養控除等(異動)申告書や保険料控除申告書は、あらかじめ扶養親族の情報を登録しているので、システムから出力できます。そのため提出時にわざわざ書いてもらう必要がなく、内容の確認を依頼するだけで済んでいます。手書きだったときに比べ提出が早くなったことはもちろん、その後の処理もスムーズにできるようになりました。また資料の作成はシステムでもできますが、さまざまな帳票データをエクスポートすることもできるので、保険料や積立などの集計は、その機能を活用して行っています。
<資産管理>
画像データや設置場所の登録で、さらに管理を楽に。
レーザー〈資産管理〉システムを実際に利用されている担当者様のご感想をお聞かせください。
長年使い続けていることもあり、入力がしやすくミスも出ません。伝票は起票してからシステムへ入力していますが、日常業務の確認では帳票などは印刷せず、画面だけの確認で済んでいるため作業時間も短縮できます。
<学費管理>
銀行への振込みデータも簡単に作成。処理も迅速に。
レーザー〈学費管理〉システムを実際に利用されている担当者様のご感想をお聞かせください。
〈学費管理〉は2012年に導入し、特に苦労することなく移行できました。すべての情報をオフコンからテキストベースで書き出しができたため、生徒情報などの設定もスムーズに進みました。
「預り金管理」オプションをご利用してみていかがですか。
これまでは生徒ごとに異なる預り金残高をExcelで管理していたので、個々の使用金額の入力やその確認、残高の把握に苦労していました。
また、銀行システムにひとりひとり振込額を手入力するのも大変な手間でした。「預り金管理」オプションを導入してからは銀行への振込データも簡単に作成できるので、処理がとても速くなりました。